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2026.08.12 キャリア相談・コーチング

競争優位の確保:「ポジショニング」戦略|#23 プロティアン・キャリア戦略

競争優位の確保:「ポジショニング」戦略|#23 プロティアン・キャリア戦略

前回(第22回)は、セグメンテーションとターゲティングを解説しました。ターゲットセグメントを決めたら、次は「そのセグメントの中で、自分をどう位置づけるか」を考える段階に入ります。

本記事では、STPの最後のP、ポジショニングを解説します。STPは、アメリカの経営学者フィリップ・コトラーが提唱したマーケティングの代表的なフレームワークです(※1、※2)。ポジショニングとは、ターゲット市場において「代替が効かない存在」として認知されるための戦略です。

ポジショニングとは

定義と目的

ポジショニング とは、ターゲット顧客の心の中に、自分(または自社製品)を独自の位置に据えることです(※2)。

マーケティングの文脈では、「競合と比較して、自社製品がどのように認知されるか」を戦略的に設計することを指します。

キャリアの文脈に置き換えると、「同じターゲットセグメントを狙う競合(他の求職者、同僚など)と比較して、自分がどのように認知されるか」を設計することになります。

ポジショニングの目的は、差別化です。同じセグメントには、似たような経歴やスキルを持つ人が多数います。その中で「この人でなければならない」と思ってもらうには、明確なポジショニングが必要です。

ポジショニングと価値提案

ポジショニングは、価値提案(Value Proposition) と密接に関連します。

価値提案とは、「自分が提供する独自の価値」を明確にしたステートメントです。「なぜ私を選ぶべきか」という問いへの答え、と言い換えることもできます。

価値提案の構造:

「[ターゲット顧客]に対して、[競合との違い]によって、[独自の価値]を提供する」

例:

「デジタルマーケティングを強化したい中堅企業に対して、大手企業での実績とスタートアップでの経験の両方を持つことによって、理論と実践の両面からマーケティング変革を支援する価値を提供する」

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ポジショニングマップの作り方、専門性・組み合わせ・経験・スタンスという4つの差別化戦略、エレベーターピッチでの伝え方まで、「選ばれる理由」のつくり方を具体的に解説します。続きはログインしてご覧ください。

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出典
※1 STP分析とは?マーケティングで重要な理由、やり方、注意点を解説 — 東大IPC。STP分析の概要と実施手順を解説した記事。
※2 STP分析 — 三菱UFJリサーチ&コンサルティング。STPをフィリップ・コトラー提唱のマーケティング手法として解説し、セグメンテーション(市場の細分化)・ターゲティング(参入市場の選定)・ポジショニング(位置関係の把握)の各定義を示した用語解説。

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