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2026.09.17 複業・副業 / キャリア相談・コーチング

日常を創造的に|小さな工夫を習慣にする #19 複業キャリアのヒント

日常を創造的に|小さな工夫を習慣にする #19 複業キャリアのヒント

「創造性なんて、自分にはない」
「アイデアを出すのが苦手」

今日から第4部「成長&継続編」に入ります。

第3部までで、複業を始めるための土台はできました。第4部では、始めた複業を育て続けるためのヒントを探っていきます。

最初のテーマは「創造性」。でも、天才的なひらめきの話ではありません。日常の中でできる小さな工夫。それも立派な創造性なんです。

~ 今日のお便り ~

まずは、よく届く悩みから。

「複業を続けていますが、だんだんマンネリ化してきました。
新しいアイデアを出せる人がうらやましいです」

この悩み、すごく多いです。

「創造性」と聞くと、一部の天才だけが持つ特別な才能のように感じていませんか? 実は、創造性にはいくつかのレベルがあると考えられています。

歴史に名を残すような偉大な発明だけが創造性ではありません。日常生活の中での小さな工夫や気づき。これも立派な創造性です。

研究者の間では「mini-c」と呼ばれるもので、誰もが持っている力とされているようです。

天才の大発明を目指さなくていい。日々の小さな工夫こそが、複業を育てていく力になります。

「mini-c」って何? → 日常生活における創意工夫

「mini-c」とは、日常生活における個人的な解釈や創意工夫のこと。

たとえば、こんなことです。

  • 冷蔵庫の余り物で、新しいレシピを思いつく
  • 仕事の進め方を、少し効率的に変えてみる
  • 日々の気づきを、自分なりの言葉でメモに残す
  • 顧客からのフィードバックを受けて、サービスを少し改善する

「こんなの、創造性って言えるの?」と思うかもしれません。でも、これが創造性の出発点なんです。

大きな発明より、日々の小さな工夫。それを続けることが、あなたの複業を他にはないものにしていきます。

ある参加者の話 → 本業でも強みを活かせた

ここで、一つのケースを紹介します。実際にいただいたご相談をもとに再構成した、架空の参加者の話です。

登場するのは40代の会社員。本業は営業、副業でカウンセリングの活動をしていました。

受講前は、「本業は辛いもの、副業は楽しいもの」と、完全に分けて考えていました。

「会社では自分を殺して働いて、副業でやっと自分らしくいられる。そう思っていました」

でも、複業を続ける中で、小さな気づきがありました。

「本業の中でも、自分の強みを活かせる場面があることに気づいたんです。お客さんの話をじっくり聞くこと、対話を通じて本音を引き出すこと。それって、副業でやっていることと同じじゃないかって」

これが「mini-c」です。日常の中で、自分なりの発見をする。

彼はその気づきから、本業での営業スタイルを少し変えてみた。結果、会社での仕事も以前より楽しくなりました。

この気づきが、顧客の声を聞く姿勢にも変化をもたらしました。「どうすればもっと役立てるか」という視点で接するようになり、自然と信頼関係が深まっていきました。

創造性は「能力」ではなく「習慣」 → トレーニングで身につく

大事なポイントがあります。

創造性は「できるかできないか」という能力ではなく、「するかしないか」という行動や習慣だということ。

つまり、トレーニングで伸ばせるスキルなんです。

複業における「mini-c」とは、こんな感じ。

  • 顧客からのフィードバックに対して、「どうすればもっと良くなるか」を考える
  • うまくいかなかったことから、「次はこうしてみよう」と工夫する
  • 日々の気づきを言葉にして残しておく

この小さな積み重ねが、やがて他にはないユニークな価値を生み出します。

たとえば、セッション後に「今日はどの部分が一番役立ちましたか?」と聞いてみる。返信のタイミングを少し早めてみる。説明の順番を変えてみる。

一つひとつは小さな変化です。でも、こうした工夫を続けることで、3か月後、半年後には「あの人に頼むと、なんだかうまくいく」と言われるようになります。

それが、自分だけの強みになるのです。

落とし穴 → 「大きなアイデア」を待たない

ここでよくある落とし穴があります。

「もっと斬新なアイデアが浮かばないと」
「画期的なサービスを思いつかないと」

そう思って、何も動かないパターン。

でも、小さな工夫の積み重ねこそが、結果的に大きな差を生みます。一発逆転の大発明を待つより、毎日の「mini-c」を習慣にする方が、地道でも堅実です。

たとえば、説明資料に図を一つ追加してみる。顧客へのフォローメールにひと言添えてみる。こうした小さな改善を続けることで、半年後には以前とは全く違うサービスになっていることもあります。

ある参加者は、毎回のセッション後に「今日の気づき」を3つだけメモする習慣を始めたそうです。最初は「こんなの意味あるのかな」と思っていたそうですが、3か月後に見返したとき、自分のサービスがどう変化してきたかがはっきりとわかったといいます。

「メモを見ると、最初は自分が話したいことばかり話していたんです。でも徐々に、お客さんの反応を見ながら調整するようになっていて。その変化に気づけたのが大きかった」

これも、立派な「mini-c」です。

今日からできるワーク(記入例つき)

紙でもスマホでもOK。5分で書いてみましょう。

記入例

問い答え
今日、ちょっとした工夫をしたことは?例:メールの返信を定型文にして、時間を短縮した
明日、試してみたい小さな改善は?例:顧客への説明資料に、図を一つ追加してみる
最近、顧客からもらったフィードバックで気になるものは?例:「もう少し具体例があるとわかりやすい」と言われた

あなたの番

問いあなたの答え
今日、ちょっとした工夫をしたことは?
明日、試してみたい小さな改善は?
最近、顧客からもらったフィードバックで気になるものは?

創造的であることを、日常の習慣にしてみませんか?

小さな工夫の積み重ねが、半年後、1年後に大きな違いを生み出します。今日から、「mini-c」を意識してみてください。

次回予告

始めた複業を、単発で終わらせず、持続的に成長させていくにはどうすればよいか。

次回は、「リピート」と「紹介」のシンプルな好循環についてお伝えします。

第20回「リピートと紹介|シンプルな成長エンジン」

お楽しみに。

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