オモシゴキャリアの編集チームです。株式会社オモシゴが運営し、「一人ひとりが自分の能力を100%発揮し、働くことにワクワクできる世の中にする」というミッションのもと、複業やキャリアに関する情報をお届けしています。5Mix井戸端会議では、複業を実践している人たちのリアルな対話をそのまま記事にしています。うまくいった話だけでなく、迷いや失敗も含めて、これからの働き方を考えるヒントになる言葉を届けていきます。
COLUMN 学習コンテンツ
「複業のことを相談できる人がいない」
「一人でやっていると、これでいいのか不安になる」
今日は、「仲間」を見つけることの大切さをお伝えします。
複業は基本的に一人で始めることが多い。でも、一人で抱え込んでいると、行き詰まることもあります。
~ 今日のお便り ~
まずは、よく届く悩みから。
「複業のことを話せる人が周りにいません。
会社の同僚には言いづらいし、家族も理解してくれない。
孤独を感じています」
この悩み、すごく多いです。
複業を続けていると、こんなことを感じることはありませんか?
- 「これでいいのかな」と迷うけど、相談する人がいない
- アイデアはあるけど、一人では実現できない
- モチベーションが下がっても、励まし合う相手がいない
一人で全部やろうとすると、限界が来ます。
複業は一人で始めることが多いですが、一人で完結させる必要はありません。仲間がいることで、できることが何倍にも広がります。
「組織」ではなく「つながり」 → ゆるやかな関係性
仲間といっても、会社のような「組織」を作る必要はありません。
複業に合っているのは、もっとゆるやかな「つながり」です。
- 同じように複業をしている人との情報交換
- 困ったときに相談できる先輩的な存在
- お互いのサービスを紹介し合えるパートナー
- 一緒に何かを企画できる仲間
こうしたつながりが、複業を続けていく上での心の支えになります。
一人だと不安になることも、仲間がいれば「みんなも同じなんだ」と思える。その安心感が、また前に進む力になります。
ある参加者の話 → フリーペーパーと行政の連携
ここで、一つのケースを紹介します。実際にいただいたご相談をもとに再構成した、架空の参加者の話です。
登場するのは40代の男性。地域情報を発信するフリーペーパーを作りたいと考えていました。
最初は「道端に置いて、手に取ってもらう」という一般的なモデルを想定していました。でも、一人で配布するには限界がある。認知度もない。
そこで彼が考えたのは、「行政をパートナーにする」こと。
教育委員会と連携して、「学校で全児童に配る」というモデルを構想しました。行政には「配布ルート」という資源がある。彼には「コンテンツを作る」という強みがある。
お互いの強みを持ち寄ることで、一人では実現できなかった規模の発信ができるようになりました。
これが第10回で紹介した「クレイジーキルト」の原則です。違いを活かし合うことで、一人では生み出せない価値が生まれる。
実際、学校との連携によって、親世代への情報発信という新たな価値も生まれました。地域の子育て情報を求める保護者からの反響も大きく、想定以上の広がりを見せています。
「最初は『行政なんて動きが遅いし、面倒そう』と思っていました。でも、実際に話してみたら、向こうも地域情報の発信方法を探していたんです。お互いの『困った』が一致した瞬間でした」
一人で抱え込まず、「誰かと組めないか」と考える。それが、複業を大きく前に進める鍵になります。
仲間を見つける場所 → 4つの選択肢
どこで仲間を見つければいいのでしょうか?
1. コミュニティに参加する
複業やフリーランスのコミュニティは、オンライン・オフラインともに増えています。同じ悩みを持つ人と出会える場所です。
2. SNSで発信する
自分がやっていることを発信していると、共感してくれる人が集まってきます。「同じことに興味がある」という共通点が、つながりのきっかけになります。
3. イベントやセミナーに参加する
学びの場で出会う人は、成長意欲が高い人が多い。そこでできたつながりは、長く続くことが多いです。
4. 身近な人に話してみる
意外と身近に、同じように複業に興味を持っている人がいるかもしれません。「実は自分も…」と言ってもらえることもあります。
「助けて」と言える関係 → 心の余裕が生まれる
仲間がいることの一番の価値は、「助けて」と言えることです。
一人で頑張りすぎない。困ったら相談する。時には誰かに頼る。
そういう関係を持っていることが、複業を長く続けていくための秘訣です。
「助けて」と言える関係があると、心に余裕が生まれます。その余裕が、また新しいアイデアを生むのです。
落とし穴 → 「メリット」だけで繋がらない
ここでよくある落とし穴があります。
「この人と繋がれば、仕事がもらえるかも」
「人脈を広げて、営業につなげたい」
そういう打算的な関係は、長続きしません。
大事なのは、「この人と一緒にいると楽しい」「この人の力になりたい」という純粋な気持ち。
ビジネス上のメリットは、そういう関係の先に、自然についてくるものです。
たとえば、勉強会で知り合った人と「また情報交換しましょう」と軽い気持ちで定期的に話すうち、思わぬコラボレーションが生まれることもあります。ギブアンドテイクを意識しすぎず、純粋に学び合う姿勢が大切です。
ある参加者は、複業仲間と月に1回オンラインで「雑談会」を開いているそうです。テーマも決めず、ただ近況を話し合う。そこから、お互いの顧客を紹介し合ったり、一緒にイベントを企画したり、自然な協力関係が生まれているといいます。
「仕事の話だけじゃなく、愚痴も言える関係。それが一番ありがたいです」
そう笑っていました。
今日からできるワーク(記入例つき)
紙でもスマホでもOK。10分で書いてみましょう。
記入例
| 問い | 答え |
|---|---|
| 今、相談できる人はいる? | 例:複業のことを話せる人は、正直いない |
| 参加してみたいコミュニティは? | 例:複業・副業に関するオンラインコミュニティ |
| 「一緒に何かできそう」と思う人は? | 例:前職の同僚で、同じように複業を始めた〇〇さん |
| SNSで発信していること、できそうなことは? | 例:日々の学びや気づきを、短い文章で発信してみる |
あなたの番
| 問い | あなたの答え |
|---|---|
| 今、相談できる人はいる? | |
| 参加してみたいコミュニティは? | |
| 「一緒に何かできそう」と思う人は? | |
| SNSで発信していること、できそうなことは? |
一人で抱え込まないこと。それが、複業を楽しく続ける秘訣です。
仲間がいるだけで、複業の景色は変わります。今週、一歩踏み出してみませんか?
次回予告
仲間を見つける方法の一つとして、公的な支援窓口もあります。
次回は、無料で利用できる相談先についてご紹介します。
第23回「困ったときの相談先|支援窓口を活用しよう」
お楽しみに。